こんにちは!毎日暑いですね。
この時期、「運動したいけど暑くて無理…」「汗をかくのが不快…」という声をよく聞きます。
でも、実は夏こそ運動が大切。上手に汗をかくことは、身体の熱を外に出すための自然な仕組みなのです。
ただし、やり方を間違えると逆効果になることも。
今日は、暑い時期に気をつけたい運動のポイントと、東洋医学的な養生の視点も交えてご紹介します。
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暑い時期の運動のポイント
① 朝か夕方の涼しい時間帯を選ぶ
日中の気温が高い時間帯(10〜16時頃)は避けましょう。
朝早くか、日が沈んでからの運動が理想的です。
② 室内や日陰で行う
直射日光の下での運動は、体温が上がりすぎるリスクがあります。
できればエアコンの効いた室内や、木陰のある公園などで。
③ 水分補給はこまめに
喉が渇く前に水分をとること。
できれば白湯や常温の麦茶など、身体を冷やしすぎない飲み物がおすすめです。
汗と一緒にミネラルも失われるので、塩分補給も忘れずに。
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身体にやさしい運動とは?
▷ ウォーキング(軽めの速さで)
無理に心拍数を上げなくてもOK。
20〜30分、会話ができるくらいのペースで歩くのが理想です。
▷ ストレッチやヨガ
クーラーの効いた部屋で、呼吸を意識しながらゆっくり体をほぐすのも◎。
夏は筋肉が緩みやすいので、ストレッチ効果が高まります。
▷ 体操・ラジオ体操もおすすめ
短時間で全身がほぐれる上、リズムも心地よいので気分転換にもなります。
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東洋医学の視点から見る「夏の運動」
東洋医学では、夏は「心(しん)」の季節とされ、汗をかくことは**“心”の熱を外へ出す役割**も担っています。
ただし、汗をかきすぎると“気”も一緒に失われると考えられています。
だからこそ、ほどほどの運動が大切。
夏に運動しすぎると「だるい」「疲れがとれない」「眠れない」といった症状が出るのも、気や陰が消耗してしまっているサインかもしれません。
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こんな工夫も
• お気に入りの音楽を聞きながら、気分を上げる
• 帽子・日傘・UVカットの服で熱中症&日焼け対策
• 無理せず、できる日はやる、できない日は休む
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おわりに
「運動=頑張らなきゃ」と思いがちですが、ゆるく長く続けることが一番です。
暑い夏こそ、自分のペースで身体と対話しながら動いていきましょう。