五十肩とは?~その痛み、年齢のせいにしていませんか?~

2025年07月11日 07:46

「最近、腕が上がらなくなってきた…」
「背中に手を回すと激痛が走る」
「夜中に肩の痛みで目が覚める」

このような症状に心当たりはありませんか?
それはもしかすると「五十肩」かもしれません。



◆ 五十肩とは?

五十肩(医学名:肩関節周囲炎)は、肩関節周辺の炎症により、痛みと動きの制限が出る症状です。
40代~60代に多く発症し、左右どちらかの肩に現れることが一般的です。



◆ よくある症状
• 髪を結ぶ・背中をかくなどの動作ができない
• 洋服の着脱がつらい
• 腕を上げようとするとズキッと鋭い痛みが走る
• 夜中や明け方に痛みで目が覚める(夜間痛)

これらの症状が数ヶ月から1年近く続くこともあります。



◆ 実際の症例紹介

症例①:60代女性/右肩の痛みで来院

最初は洋服の脱ぎ着がつらくなり、徐々に右腕が真横以上に上がらなくなったとのこと。
当院では週1回の施術(あん摩・指圧・ストレッチ中心)と自宅での軽い運動指導を実施。

→ 3ヶ月目には肩の可動域が大きく改善。痛みも軽減し、背中に手を回せるようになったと喜ばれました。



症例②:50代男性/左肩の夜間痛と仕事中の不調

パソコン作業中に肩がズキズキする、夜も痛みで眠れない状態で来院。
姿勢のクセと肩甲骨周囲の筋肉の緊張が強く見られたため、局所的な施術に加え、首〜背中のバランス調整を重点的に行いました。

→ 約6回の施術で夜間の痛みが改善し、睡眠の質も向上。今では仕事中の肩こりも出にくくなったとのこと。



◆ 五十肩は放置しないことが大切です

「そのうち治るから…」と我慢していると、肩が固まり日常生活に支障が出てしまいます。
痛みが出始めた段階で早めに対処することで、回復も早く、生活の質が保たれます。



◆ 当院の施術について

成田治療院では、患者様の症状に合わせて
・あん摩・指圧
・軽度な関節可動域訓練
・筋膜リリースやストレッチ
などを組み合わせて施術を行っています。

丁寧な問診と無理のない施術で、身体に負担をかけず、回復をサポートします。



◆ まとめ

五十肩は、「年だから仕方ない」とあきらめず、適切なケアをすれば改善できます。
痛みを我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。

記事一覧を見る