【膝の痛みでお悩みの方へ】〜西洋医学からみた原因とケア方法〜

2025年07月12日 05:55

こんにちは。成田治療院です。

「歩くと膝が痛い」「朝、こわばって曲げにくい」「階段がつらい」
そんな症状でお悩みではありませんか?

膝の痛みには様々な原因がありますが、西洋医学的には主に以下のような疾患が考えられます。



● 膝の痛みの主な原因(西洋医学的)

1. 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)

中高年以降の膝の痛みで最も多いのがこの疾患です。加齢や筋力低下、肥満、過去の外傷などにより、膝の軟骨がすり減ってしまうことで関節に炎症が起き、痛み・腫れ・可動域の制限が現れます。

2. 関節リウマチ

免疫の異常によって関節に炎症が起きる疾患です。朝のこわばり、左右対称の関節痛、関節の変形などが特徴で、膝にも症状が出ることがあります。

3. 半月板損傷・靭帯損傷

転倒やスポーツによる怪我で起こるケース。膝の中で“ひっかかる”ような痛み、曲げ伸ばしの制限がある場合は疑われます。

4. 滑液包炎(かつえきほうえん)

膝の前面にある潤滑液の袋(滑液包)が炎症を起こし、膝が赤く腫れたり、熱をもったりすることがあります。



● 画像診断でわかること

整形外科ではレントゲンやMRIなどで、骨の変形や軟骨のすり減り、炎症の有無を評価します。
しかし、画像では明らかな異常がなくても、痛みがある場合もあります。これは筋肉や靭帯、神経の働きの乱れが関係していることが多く、その部分のケアが重要になってきます。

● 成田治療院でできること

当院では西洋医学的な理解をもとにしつつ、次のような施術を提供しています:
• 筋力バランスの調整(マッサージ・ストレッチ)
• 関節周囲の循環改善(あん摩・指圧)
• 痛みの軽減と炎症抑制(鍼灸)
• ご自宅でできるセルフケアや正しい歩き方の指導

治療だけでなく、日常生活での工夫や予防の視点も大切にしています。



● 最後に

膝の痛みは「老化だから」とあきらめず、適切にケアすることで改善を目指せます。
病院で「様子をみましょう」と言われて不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

記事一覧を見る