~正しい対処法で悪化を防ぐ~
こんにちは。成田治療院です。
「膝が痛いときって、温めた方がいいの?冷やした方がいいの?」
患者さまからよくいただくご質問です。
実はこれ、痛みの原因や状態によって答えが変わります。
間違った対処をすると、かえって痛みが長引くことも…。
今回は、膝の痛みと“温め・冷やし”の正しい使い分けについてご紹介します。
◆ こんなときは【冷やす】のが正解
• 転んだ/ぶつけた/急にひねった
• 腫れている・熱を持っている
• 動かすとズキズキ痛む
• 痛みが出てから24~48時間以内
このような場合は、**炎症(=体の中で腫れて熱を持っている状態)**が起きている可能性があります。
冷やすことで、腫れ・熱感・炎症の広がりを抑えることができ、痛みも軽くなることがあります。
※冷やしすぎると逆効果になるので、氷や保冷剤はタオルに包んで10〜15分程度が目安です。
◆ こんなときは【温める】のが正解
• いつも同じところがじわじわ痛む
• 冷えると余計につらい
• 朝の動き出しが固い(こわばる)
• 慢性的な痛みがある(変形性膝関節症など)
こうした慢性的な痛みや血流不足によるこわばりには、温めが効果的です。
血流がよくなることで、筋肉がゆるみ、関節も動かしやすくなります。
お風呂でゆっくり温めたり、膝にタオルをのせて温めるのもおすすめです。
◆ 間違えやすい注意点
「いつも冷やしてるけど、あまり良くならない…」という方は、
実は“冷やすべきでないタイプの痛み”かもしれません。
→「腫れ」はないのに冷やし続けると、血流が悪くなり、
かえって痛みが増すこともあります。
痛みが続く・よくわからないというときは、ぜひ専門家にご相談ください。
◆ まとめ:大切なのは“状態を見て判断”
「膝が痛い=冷やす」
「痛い=温める」
…どちらも一部では正解ですが、症状のタイプに合わせた判断が必要です。
間違った対処をしないためにも、違和感や不安があるときは早めのケアを。
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