~悪化を防ぐための正しいケア~
こんにちは。成田治療院です。
「手首や指を動かすと痛い」
「ペットボトルのキャップを開けるのがつらい」
そんな症状がある場合、**腱鞘炎(けんしょうえん)**かもしれません。
よく「使わないで安静にしていれば治る」と言われますが、実際は安静だけでは改善しないケースも多いのです。
◆ 腱鞘炎とは?
腱鞘炎は、腱(筋肉と骨をつなぐひも状の組織)が通る“腱鞘”と呼ばれるトンネルで炎症が起きた状態です。
指や手首を酷使したときに多く、特に更年期や妊娠・出産期の女性に多く見られます。
◆ 安静だけでは治らない理由
腱や筋肉の緊張が残ったままになる
血流が悪く、修復が遅れる
手や腕の使い方の癖が変わらない
関節や筋肉が固まって動きが悪くなる
つまり、炎症が落ち着いても、原因となる筋肉や動作の負担が減らなければ再発しやすいのです。
◆ マッサージでできるケア
訪問マッサージ
腕から肩・首までの筋肉をやさしくほぐして血流を改善
痛みをかばって固まった部位の可動域を回復
再発予防のための手首ストレッチや姿勢指導
▶ 通院が難しい方や、家事や介護で手を酷使している方にも対応できます。
▶ 健康保険を使える場合があります(医師の同意書が必要)。
治療院(外来施術)
局所の炎症を考慮した施術(場合によって温熱・冷罨法)
指・手首だけでなく、肩甲骨や背中まで含めた全身調整
仕事や趣味での手の使い方改善アドバイス
◆ 腱鞘炎を悪化させないために
痛みがあるときは無理に動かさない
長時間同じ作業を避け、こまめに休憩を入れる
冷えや血流不足を防ぐ
正しい姿勢で手を使う
◆ まとめ
腱鞘炎は、安静だけでは不十分な場合が多く、早めのケアが大切です。
訪問でも治療院でも、お一人おひとりの生活や症状に合わせた施術が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。