こんにちは、成田治療院です。
「生理前になると、気分が落ち込む」「頭痛やむくみがつらい」…そんな声をよく耳にします。
このような症状は**PMS(月経前症候群)**と呼ばれ、ホルモンの変化や血流の滞りが関係しています。
東洋医学では、気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)の巡りを整えることで、症状をやわらげると考えます。
今回は、自宅でできるツボ押しと食事の工夫をご紹介します。
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やさしく押せる3つのツボ
① 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上、指4本分の位置。
冷え・むくみ・イライラ・生理痛に効果的。
② 合谷(ごうこく)
手の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ。
頭痛や肩こり、気分の高ぶりに。
③ 関元(かんげん)
おへそから指4本分下のあたり。
下腹部の重さ、冷え、倦怠感に。
押し方のコツ
• 指でゆっくり押し、5秒かけて押し、5秒かけて離す
• 1か所につき3〜5回
• 強く押しすぎず、「心地よい」くらいが目安
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症状をやわらげる食事のヒント
• 鉄分・ビタミンB群:レバー、赤身肉、ほうれん草、しじみ
• 血を補う食材:黒豆、なつめ、プルーン
• 体を温める:しょうが、ねぎ、シナモン、かぼちゃ
• 控えたいもの:カフェイン、冷たい飲み物、過剰な砂糖
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まとめ
生理前の不調は、我慢せずケアすることが大切です。
ツボ押しと食事改善は、自宅で簡単にできるセルフケア。
毎日の少しの積み重ねが、次の周期をラクにしてくれます。