秋の寒暖差とぎっくり腰 ― 季節の変わり目に増える腰痛の原因と予防法

2025年08月25日 05:30

こんにちは、成田治療院です。
秋になると「朝起きたら腰が動かない」「重い物を持った瞬間にぎっくり腰になった」というご相談が増えます。
実はこの時期特有の寒暖差が、腰に負担をかけているのです。



なぜ秋はぎっくり腰が増えるのか?
• 気温差による筋肉の緊張
昼夜の寒暖差が大きい秋は、筋肉が冷えて硬くなりやすく、急な動きで損傷しやすくなります。
• 血流の低下
冷えによって血流が悪くなると、筋肉が柔軟性を失い、腰の可動域が狭くなります。
• 体の疲れが蓄積する時期
夏の疲れを引きずったまま、体調を崩しやすいのも腰痛を誘発する要因です。



ぎっくり腰の主な症状とリスク
• 突然の腰の激痛で動けなくなる
• 腰を伸ばせず前かがみの姿勢になる
• 過去にぎっくり腰を経験した人は再発しやすい

強い痛みが出ても、多くは数日〜数週間で軽快しますが、繰り返すことで慢性腰痛につながるケースもあります。



自宅でできる予防と対策
• 朝のストレッチ
起きてすぐに無理に動かさず、軽く腰や背中を伸ばす習慣をつけましょう。
• 急な動作を避ける
重い物を持ち上げる時は腰からではなく、膝を曲げて体全体で支えるようにします。
• 腰を温めるセルフケア
蒸しタオルやカイロで腰回りを温め、筋肉を柔らかく保つことが大切です。



医療機関や治療院を利用すべき場面
• 痛みが強く歩けない
• 下肢にしびれや麻痺を伴う
• 数週間たっても改善しない

このような場合は整形外科での検査や、治療院での施術を検討してください。



まとめ

秋の寒暖差は腰に大きな負担をかけ、ぎっくり腰を引き起こしやすくします。
日常生活でのストレッチや姿勢の工夫、冷え対策を意識することで予防が可能です。
成田市・富里市・酒々井町・栄町・佐倉市・八街市にお住まいの皆さまも、この時期の腰痛予防にぜひ役立ててください。

記事一覧を見る