睡眠不足と免疫力低下 ― 西洋医学で学ぶ風邪予防のポイント

2025年09月08日 04:18

こんにちは、成田治療院です。
「最近寝不足で風邪をひきやすい」「朝起きても体が重い」――そんな声を耳にすることがあります。実は、睡眠不足は免疫力の低下と深く関係しており、風邪や感染症にかかりやすくなる原因のひとつです。今回は西洋医学の視点から、睡眠と免疫の関係について解説します。



睡眠不足が免疫に与える影響
• 免疫細胞の働きが低下する
睡眠中には「ナチュラルキラー細胞」と呼ばれる免疫細胞が活発に働きます。睡眠不足になるとその機能が落ち、体の防御力が弱まります。
• ホルモンバランスの乱れ
睡眠中に分泌される成長ホルモンやメラトニンは、体の修復や炎症抑制に関わっています。睡眠不足で分泌が減ると、回復が遅れてしまいます。



睡眠不足で起こりやすい不調
• 風邪やインフルエンザなど感染症にかかりやすい
• 疲労感が抜けず、集中力が低下する
• 血圧や血糖値が乱れ、生活習慣病のリスクが高まる



ご家庭でできる快眠の工夫
• 寝る前のスマホ・パソコンを控える
ブルーライトは眠気を妨げるため、就寝1時間前には控えましょう。
• 規則正しい睡眠リズム
平日も休日も同じ時間に寝起きすることで体内時計が安定します。
• 寝室環境を整える
静かで暗く、20℃前後の快適な温度を保つことが快眠につながります。



医療機関に相談すべきサイン
• 不眠が3週間以上続いている
• 強い眠気で日常生活に支障がある
• 睡眠薬を飲んでも改善しない

これらの場合は睡眠専門外来や内科での受診を検討してください。



まとめ

睡眠は「休息」だけでなく「免疫力を整える時間」でもあります。
風邪予防や体調管理のために、毎日の睡眠習慣を大切にしましょう。
成田市・富里市・酒々井町・栄町・佐倉市・八街市にお住まいの皆さまも、快眠を意識して免疫力を高めてください。

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