足首の怪我と疾患 ― 西洋医学で学ぶ原因とセルフケア

2025年09月19日 11:27

こんにちは、成田治療院です。
「歩くと足首が痛い」「ひねってから腫れが続く」――そんな経験はありませんか?足首は日常生活で負担がかかりやすく、怪我や疾患が起こりやすい部位です。今回は西洋医学の視点から足首の代表的なトラブルとセルフケアについて解説します。



足首の代表的な怪我と疾患

足関節捻挫

最も多い怪我の一つです。足をひねった際に靭帯が伸びたり切れたりすることで痛みや腫れが出ます。軽症なら数日で改善しますが、重度の場合は長引くこともあります。

アキレス腱炎

ランニングや長時間の歩行でアキレス腱に炎症が起こり、かかとから足首にかけて痛みが出ます。繰り返しやすいため、適切な休養が重要です。

足関節の変形性関節症

加齢や過去の怪我が原因で、軟骨がすり減り関節が変形する病気です。慢性的な痛みや動かしにくさが特徴です。



西洋医学での診断と治療
• 画像検査(X線・MRI) で靭帯や軟骨の損傷を確認
• 保存療法:安静、湿布、装具固定
• リハビリ:ストレッチや筋力トレーニングで再発防止
• 手術:靭帯再建や関節形成が必要な場合もあります



自宅でできるセルフケア
• RICE処置(Rest・Ice・Compression・Elevation)
怪我直後は安静・冷却・圧迫・挙上を行いましょう。
• 軽いストレッチや足首回し
回復期には血流を促し、関節の柔軟性を保つ運動が役立ちます。
• 適切な靴の選択
クッション性のある靴を履くことで、足首への負担を軽減できます。



医療機関を受診すべきサイン
• 腫れや痛みが数日以上続く
• 歩行が困難なほどの強い痛み
• 足首の変形や不安定感を感じる

これらの症状がある場合は、整形外科での診察を早めに受けましょう。



まとめ ― 足首の健康を守るために

足首は体を支える大切な関節であり、怪我や疾患を放置すると慢性化するリスクがあります。成田市・富里市・酒々井町・栄町・佐倉市・八街市にお住まいの皆さまも、違和感を感じたら早めのケアと予防を心がけましょう。

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